子どもの目標達成スキル

集中力がない子どもはどう育てる?やる気と自信を引き出す方法を解説

2025.09.04
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2025.09.07

「うちの子、宿題を始めても5分と持たない…」 「ゲームには夢中なのに、勉強になるとすぐに気が散ってしまう」

お子様の集中力について、そんな悩みを抱えていませんか。つい「ちゃんとやりなさい!」と声を荒らげてしまい、自己嫌悪に陥る日もあるかもしれません。

しかし、ご安心ください。子どもの集中力は、科学的なアプローチで後から伸ばせるスキルです。大切なのは、なぜ集中できないのか、その根本原因を正しく理解し、お子様に合った関わり方をすること。

この記事では、脳科学や心理学の知見に基づき、お子様の集中力が続かない本当の原因を多角的に分析します。そして、明日からご家庭で実践できる具体的な改善策を網羅的にご紹介しましょう。

この記事を最後まで読めば、集中できない原因が明確になり、お子様の「やる気」と「自信」を引き出す具体的な方法がわかります。そして、これらのアプローチは、お子様の人生を豊かにする「非認知能力」を育むことにもつながります。

もし、あなたが本気でお子様の隠れた才能を開花させ、これからの時代をたくましく生き抜く力を育てたいと願うなら、私たち日本初の非認知能力専門塾「Five Keys」のことを知ってください。お子様の集中力を”一生モノの財産”に変える、具体的なヒントがここにあります。

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まずは知っておきたい「子どもの集中力の平均時間」

大人の感覚で「集中力がない」と判断する前に、まずは子どもの集中力が本来どれくらい続くものなのかを知っておきましょう。実は、子どもが長時間集中できないのは、ある意味で当たり前のことです。

  • 幼児期(3〜5歳):集中できる時間は「年齢+1分」が目安。4歳なら5分程度集中できれば十分です。
  • 小学生(低学年):一般的に10〜15分程度が目安と言われています。
  • 小学生(高学年):20分程度まで伸びてきます。

これらの目安は、長年の教育現場での観察や、多くの専門家(小児科医、臨床心理士、保育士、教師など)の知見が集約された結果として、専門書や育児書、教育関連のWebサイトなどで広く用いられています。

まずはこの時間を基準に、お子様の様子を観察してみましょう。この目安より極端に短い場合は、次の原因を探っていく必要があります。

参考:新聞科学研究所|子どもの集中力は「年齢+1分」|やる気を引き出す四つの方法

なぜうちの子は集中できないのか

子どもの集中力を妨げている原因は、決して一つではありません。叱る前に、お子様がどのタイプに当てはまるか考えてみましょう。

楽しいと思えていない

お子さんは心から「楽しい」と思えていないのかもしれません。子どもは「楽しい」と思わないとのめり込めないものです。例えば、楽しくて好きなゲームなら長時間続けられるもの。

そのため、正論を押し付けてもいけません。「なんであんたこんなこともできないの?」というコミュニケーションの取り方をしてしまったら子どもは嫌な気持ちになって楽しめません。子どもに楽しんでもらうには、親自身が柔軟になる必要があります。

私たちFive Keysは親御さんが「子どもが勉強をやってくれないんです」とおっしゃることに違和感があります。子どもは、小さければ小さいほど楽しませないといけません。

昭和の詰め込み教育も、規律やリーダーシップなどの点においてはよかったですが、今の教育では必ずしもそれがよいとは限りません。

時には程よく放っておくほうがいいこともあります。例えば、夏休みも自分で楽しんで自分でルールを作るのを作る時期だとも考えています。

「やらされ感」がやる気を奪っている

お子様が集中できない最も大きな理由の一つは、取り組んでいること自体に興味を持てていない、というケースです。

心理学の「自己決定理論」という考え方では、「自分で選んだ」「自分の意志でやっている」という感覚は内発的な意欲を高める重要な要素の一つであるとされています。

親御さんや先生に「これをやりなさい」と言われてイヤイヤ取り組む勉強では、脳が「楽しい」「もっと知りたい」と感じにくく、集中が続かないのもある意味で当然と言えるでしょう。

物理的な環境

子どもは、大人よりも新しい刺激や動きのあるものに、無意識に注意が向きやすい脳の仕組みを持っています。これは、自分の身を守るための本能的な働きでもありますが、学習においては注意散漫の大きな原因となります。

視界に入るカラフルなおもちゃや漫画は「視覚的ノイズ」として、つけっぱなしのテレビの音や家族の会話は「聴覚的ノイズ」として、お子様の注意力を絶えず奪っていきます。大人は脳の司令塔である「前頭前野」の働きで、ある程度こうした刺激を遮断できますが、この機能がまだ発達途上のお子様には非常に難しいことです。

ある研究では、騒がしい環境が子どもの言語発達に悪影響を与えることも示唆されています。まずは学習に関係のないものを視界から片付け、静かな環境を整えるだけで、お子様が本来持っている集中力をぐっと引き出しやすくなるでしょう。

デジタル機器の影響

スマートフォンやゲームが提供する、次々と切り替わるカラフルな画面や効果音は、脳の報酬系を強く刺激し、快感物質である「ドーパミン」を大量に放出させます。

この即時的で強い快感に脳が慣れてしまうと、読書や計算といった、静かでじっくりと取り組む必要のある学習活動から得られる穏やかな達成感では、物足りなさを感じやすくなってしまいます。

これが、ワシントン大学の研究者が提唱した「ポップコーン・ブレイン」と呼ばれる状態です。まるでポップコーンが弾けるように、注意が絶えず別の刺激へと飛んでしまいます。

学習のような穏やかな刺激に対して、脳が「退屈だ」と判断し、集中を維持することが困難になります。学習を始める前にはデジタル機器から離れる時間を設けるなど、刺激のギャップを意図的に作ってあげることが大切です。

心と体のコンディションが整っていない

意外と見落とされがちですが、生活習慣の乱れが集中力の低下に直結しているケースは非常に多いです。心と体は、集中力を発揮するための土台そのものです。

睡眠不足

睡眠は、単に体を休ませるだけの時間ではありません。眠っている間に、脳は驚くほど活発に働いています。特に、記憶を司る「海馬」は、日中に学んだことや経験したことを整理し、長期的な記憶として大脳皮質に定着させるという重要な作業を行っています。

また、深い眠り(ノンレム睡眠)の間には、脳の老廃物が洗い流され、脳細胞が修復されます。睡眠が不足すると、この一連のプロセスが妨げられるため、記憶が定着しにくくなるだけでなく、思考や判断、集中力を司る「前頭前野」の働きが著しく低下します。

その結果、日中に注意力が散漫になったり、イライラしやすくなったりと、学習に取り組むための心身のコンディションが整わなくなってしまうものです。

栄養不足

脳は、私たちの体の中で最もエネルギーを消費する器官であり、その主なエネルギー源は「ブドウ糖」です。特に朝食は、睡眠中に減ったエネルギーを補給し、午前中のパフォーマンスに影響を与えます。

しかし、菓子パンやジュースなど糖質に偏った食事では、血糖値が急激に上昇した後に急降下する「血糖値スパイク」を引き起こしやすくなります。この血糖値の乱高下は、強い眠気やイライラ、集中力の低下の直接的な原因です。

理想的なのは、エネルギー源となる炭水化物(ご飯やパン)に加えて、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるタンパク質(卵、納豆、魚など)や脂質、ビタミン、食物繊維バランス良く摂ることです。安定したエネルギー供給が、持続的な集中力の土台を作ります。

運動不足

「体を動かすと頭がスッキリする」という感覚は、科学的にも証明されています。運動をすると、心臓のポンプ機能が活発になり、脳への血流量が増加します。

これにより、脳細胞に十分な酸素と栄養が供給されるだけでなく、「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という物質の分泌が促されます。BDNFは「脳の栄養」とも呼ばれ、神経細胞の成長を助け、記憶力や学習能力を高める働きがあるため、運動はまさに脳を直接鍛える行為です。

さらに、運動は「やる気」に関わるドーパミンや、「心の安定」を司るセロトニンといった神経伝達物質のバランスを整えます。勉強の合間に少し外で走り回るだけで、気分がリフレッシュされ、次の学習への集中力が回復するのはこのためです。

心配事や不安を抱えている

学校での友人関係の悩みや、勉強でつまずいていて親に叱られることへの不安など、お子様の心が何らかのストレスによって不安定な状態では、目の前の課題に落ち着いて集中することはできません。

大人でも、何か気がかりなことがあると仕事が手につかなくなるのと同じです。普段からお子様の様子をよく観察し、どんなことでも安心して話せるような信頼関係を築いておくことが、心の安定と集中力の維持につながります。

ADHD(注意欠如・多動症)の可能性

何を試してもうまくいかず、不注意(忘れ物が多い、話を聞いていないように見える)や多動性(じっとしていられない)が日常生活に深刻な支障をきたしている場合、ADHDなどの発達特性が背景にある可能性も考えられます。

ただし、集中できないからといって、安易に「うちの子はADHDかもしれない」と決めつけるのは禁物です。もし気になる症状が続く場合は、まずはかかりつけの小児科医や、学校のスクールカウンセラー、地域の専門機関などに相談してみることをおすすめします。

子どもの集中力を伸ばす方法

集中できない原因がいくつか見えてきたら、次はいよいよ具体的な対策です。ここでは、ご家庭ですぐに始められる4つのアプローチをご紹介します。一つだけを試すのではなく、お子様の様子を見ながら、いくつか組み合わせて実践してみてください。

「やる気」を引き出す関わり方

親が上から強制するのではなく、内側から意欲を引き出すための親の関わり方が鍵です。

  • スモールステップで始める:まずは「ドリル1ページ」「10分だけ」など、必ず達成できる小さな目標からスタート。タイマーを使うのも効果的です。
  • 「できた!」を具体的に褒める:結果だけでなく「前より5分も長く座れたね!」「難しい問題に挑戦したのがすごい!」など、努力の過程を褒めて成功体験を積み重ね、自己肯定感を育みます。
  • 子どもに「決めさせる」:「どの宿題からやる?」「何時に始める?」など、小さな選択肢を与え、自己決定の機会を作りましょう。

子どもを楽しませる要素の一つは達成感や成功体験です。これらは記録することで可視化し、実感しやすくなります。例えば「毎日本を20分読む」なども、数を数えるから認識しやすい達成感だと言えるでしょう。

実際に非認知能力を育て、子どもたちの集中力を含むポテンシャルを引き出すFive Keysの塾生からは、「前は何も計画を立てずに自分のやりたい得意教科だけ取り組んでいたが、今は自分を分析して計画を立てて自分の苦手な教科も積極的に取り組むようになり、テストの学年順位一桁台になることができました。(長野県 塩入さん)」といった声が寄せられています。

他にも、「前は自分のわからない問題が出たときにすぐに人に聞いていたが、入塾した後は自分で考えて工夫するようになった。(埼玉県 川島さん)」といった、自ら考えて行動するようになった方もいらっしゃいます。

集中できる「環境」を整える

お子様の意志の力だけで集中しようと頑張るのではなく、自然と集中モードに入れるよう、物理的な環境を整えてあげることも親御さんの大切な役割です。

  • 勉強ゾーンを作る:机の上は勉強に必要なものだけにし、おもちゃや漫画は視界に入らない場所に片付けます。
  • デジタルデトックス:勉強前はテレビやスマホを消す、使用時間や場所のルールを決めるなど、メリハリをつけましょう。
  • 親も一緒に集中する:親が隣で読書や仕事をするなど、「集中する姿」を見せることも良いモデルとなります。

「生活リズム」を改善する

集中力の土台となる、健やかな心と体を整えるアプローチです。即効性はないかもしれませんが、長い目で見れば最も重要な改善策と言えるでしょう。

  • 早寝・早起き・朝ごはん:規則正しい睡眠と、脳のエネルギー源となる栄養バランスの取れた朝食は、集中力の基本です。
  • 適度な運動:外遊びやスポーツで体を動かす習慣を取り入れましょう。脳がリフレッシュされ、ストレスも軽減されます。
  • 静かな時間を作る:寝る前に親子で本を読んだり、簡単なストレッチをしたりするのもおすすめです。興奮した脳をクールダウンさせ、心の安定に繋がります。

また、これらを就寝前のルーティンにすることで睡眠時間や質の向上も期待できます。

「遊び」で楽しく集中力を鍛える

子どもにとって、遊びは最高の学びの場です。「集中力を鍛えるトレーニング」と気負うことなく、日々の遊びの中に楽しみながら集中力を養う要素を取り入れてみましょう。

  • ジグソーパズルやブロック:完成というゴールに向かって試行錯誤する中で、注意力や空間認識能力が鍛えられます。
  • ボードゲームやカードゲーム:ルールを理解し、戦略を考え、相手の手を読む過程で、思考力と集中力が同時に育ちます。
  • 読み聞かせ:物語の世界に没入する体験は、楽しみながら集中力を伸ばすのに最適です。

解決の鍵は「非認知能力」にある

ここまでご紹介した対策は、実は単なる対症療法ではありません。これらはすべて、近年の教育で最も重要視されている「非認知能力(学力テストなどでは測れない、人間的な強さ)」を育むことに直結しています。

» 非認知能力とは?子どもの生きる力を伸ばす方法を専門家が解説

集中力は、数多くある非認知能力の中でも、他の様々な能力を伸ばすための土台となる、特に重要なスキルです。例えば、ご紹介した対策は以下のような力と深く結びついています。

自制心(自分をコントロールする力)

自制心とは、「遊びたいけど、今は宿題を頑張ろう」と、目先の欲求を我慢して目標に向かう力のことです。スモールステップで課題をこなし、タイマーで時間を区切る練習は、この力を直接的に鍛えます。

Five Keysの塾生からも「しっかり先の事も考えながら計画を毎日立てられるようになって、自己管理能力が上がった。(埼玉県 江岸さん)」という声が届いています。

GRIT(やり抜く力)

GRITとは、難しい問題にぶつかっても、すぐに諦めずに粘り強く取り組む力のことです。失敗を恐れない環境で挑戦し、プロセスを褒められる経験がこの力を強くします。

Five Keysでは「入塾前は嫌だなと思ったらすぐ諦めちゃっていたが、入塾後は楽しいことを見つけて挑戦していけるようになった。(栃木県 髙嶋さん)」というように、粘り強く挑戦する力が育ちます。

自己肯定感(自分を信じる力)

自己肯定感とは、「自分ならきっとできる」という自信が、新しいことへ挑戦する意欲を生み出す力のことです。小さな「できた!」を積み重ね、親から認められる経験が、この力の根っこを育てます。

Five Keysの塾生の「すごい声が小さくて大人しく自分を表現することもなかったが、先生からプレゼンを褒められお手本になったことがすごいうれしくて、どんどん自分に自信が出てきて、色んなことに挑戦して成果が出せるようになった。(兵庫県 金澤さん)」という変化は、まさに自己肯定感が高まった証拠です。

これらの力が育つことで、お子様はただ集中できるだけでなく、自ら学び、困難を乗り越え、人生を切り拓く力を身につけていきます。

専門家の力で、お子様の「集中力」を一生モノの「学ぶ力」へ

ご家庭での取り組みは非常に重要ですが、「忙しくて十分に関われない」「専門的なアプローチを知りたい」と感じることもあるかもしれません。そのような時は、専門家の力を借りるのが一番の近道です。

日本初の非認知能力専門塾「Five Keys」は、まさにこの「非認知能力」を、脳科学と心理学に基づいて専門的に育む場所です。

私たちは、お子様一人ひとりの個性を見極め、その子が最も夢中になれる方法で、集中力を“一生モノの財産”である「学ぶ力」へと高めます。

「やらされる勉強」から「夢中になる学び」へ

Five Keysでは、ゲーム性を取り入れたプロジェクト学習や、仲間との対話を中心とした楽しい授業で、お子様の知的好奇心を最大限に刺激し、「楽しいからもっとやりたい!」という内発的な動機を引き出します。

数々の成功実績

Five Keysに通う子ども達が、学業、スポーツ、芸術など様々な分野で目覚ましい成果を出しているのは、カリキュラムの楽しさと科学的根拠に裏付けられています。

実際に、「偏差値が20近く上がった(熊本県 江浦さん)」、「空手で県大会準優勝、全国大会出場(広島県 湯浅さん)」、「『未来の科学の夢絵画展』で全国クラスに入賞(佐賀県 鐘ケ江さん)」など、子どもたちが自信を持って様々な分野で活躍しています。

お子様の可能性を信じて、第一歩を踏み出そう

お子様の集中力がないのは、決して本人のやる気だけの問題ではありません。その背景には、心理・環境・身体など様々な原因が隠れています。

まずは、この記事でご紹介した「原因の分析」と「4つのアプローチ」を試してみてください。お子様の小さな変化を見逃さず、できたことを具体的に褒めてあげることが、大きな成長につながります。

そして、もしあなたが、 「子どもの将来を考えると、今のままで大丈夫か不安…」 「どんな時代でも、たくましく生きていける力を身につけてほしい」 と本気で願うなら、ぜひ一度、私たちにご相談ください。Five Keysについて詳しく知るための資料を用意しております。

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この記事の監修者
井上 顕滋

非認知能力開発の専門家。
心理学・脳科学をベースに、20年以上にわたり子どもから経営者まで「人の可能性を引き出す指導」を行っている。
子ども向け非認知能力開発専門塾「Five Keys」創設者として、延べ6万人以上の子ども、保護者を指導。

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